カワセミ制作過程4

 

ここからは脚を作っていきます。まず長さを測った、銅製の針金(1.2mm)をツメの部分をペンチで少し曲げます。その部分を金槌で叩いて平らにします。

ツメの先をグラインダーで削って、尖らせます。

脚の軸になる部分は、銅製の針金が無かったので、普通の針金(2mm)を使っていますが、金槌で叩いて平にすると、強度が増します。

ご覧のような、穴を開けた台に、足の指になる針金を、ステープラーで止めて、ハンダ付けします。

ハンダ付けが終ったら、余分なハンダをグラインダーで削ります。

 

ツメの部分を残して、エポキシパテで、肉付けしていきます。

肉付けしたパテに、コテで脚の節を付ける、ウロコ状の模様もつけます。写真では分かりにくいけど、カワセミの脚は外指と中指が途中までくっついています。

脚にジェッソ(下塗り剤)を塗って、乾いたら、今度はナフソールレッドライトと、カドミウムイエローを混ぜたものを塗り、ツメの部分は、カーボンブラックとパイングリーンを混ぜたものを塗っていき、木工用ボンドで、カワセミ本体に接着します。

今度は止まり木を作っていきますが、今回は天然の流木を使っているので、かなり省略します。<(_ _)>

まず板をバンドソーで丸く切ったものを、ノミで面取りして、ヤスリがけをして、着色ニスを塗ります。

その上に角材を斜めに切ったものに、つや消し黒のスプレーを塗って、その上に流木をネジで止めます。

ネジを止めた穴が開いていると、格好悪いので、最後に同じような流木で作った、フタをします。カワセミを止めて完成です。

 

完成品はこちらのページをご覧下さい。