コノハズク制作過程3

 

まず木目を止めるために、ラッカーシンナーを2倍ぐらいに薄めたものを塗っていきます。

それからジェッソ(下塗り剤)をせっかく彫った筋が埋まらないように、手早くかき出すように、塗っていきます。

背中の部分に、ローアンバー、イエローオキサイド、ゴールドオキサイドなどを混ぜた物を塗っていきます。最初は薄く、何度も塗り重ねて生きます。

※カラーはジョソーニャのアクリル絵の具を使っています。

コノハズクの羽の複雑な模様を、バーントアンバーとカーボンブラックを混ぜたもので描いていきます。

肩羽の白い部分に、ウォームホワイトを塗って、バーントアンバーやローアンバー、カーボンブラックを混ぜたもので、頭や顔、お腹の部分に、さらに細かな模様を描いていきます。

 

脚を作ります、まず2mmの太さの銅線の先を曲げて、曲げた部分を金槌で叩いて、少し平らにして、グラインダーで先を尖らせて、ツメを作ります。

針金をステープラーで止めて、ハンダゴテで接着します。フクロウの仲間は、普通の鳥と違って、脚の指が前2本、後2本になります。

脚の指をパテで肉付けします。

専用器具で、脚の指の節を付け、ジェッソを塗って、ツメの部分にはカーボンブラックを、脚にはニンバスグレーにカーボンブラックを少し混ぜたものを塗ります。

ここからは、止まり木に巻くマタタビのツルを作っていきます。まずは葉っぱを紙粘土を良く捏ねて、薄く引き延ばします・