スズメ制作過程2

 

グラインダーで目を入れる穴を開けます。 

目を入れていきます、最初にまずエポキシパテを入れて、そこにガラスアイを押し入れて、余分にはみ出たパテをコテで取り除きます。その後適度にはみ出たパテを使って、アイリングを作って、コテで凸凹を付けます。

 

 

ここからは脚を作っていきます、まず長さを測った、銅製の針金(1.2mm)をツメの部分をペンチで少し曲げます。その部分を金槌で叩いて平らにして、ツメの先をグラインダーで削って、尖らせたものを、ご覧のような、穴を開けた台に、足の指になる針金を、ステープラーで止めて、ハンダ付けします。

ツメの部分を残して、エポキシパテで、肉付けしていきます。

 

今回は筆の部分が無くなった絵筆を使って作った器具で、脚の節を付けています。

 

パテが乾いたら、ジェッソ(下塗り剤)を塗って、スモークドパール、ノルウェジアンオレンジ、イエローオキサイドなどを混ぜたものを塗っていき、ツメの部分はグロスバーニッシュを多めに混ぜた、カーボンブラックを塗っています。※カラーはジョソーニャのアクリル絵の具を使っています。

スズメ本体にまずは2倍ぐらいに薄めた、ラッカー系のニスを塗っていき、今度はジェッソ(下塗り剤)を筋彫りした線を埋めないように、手早く線に沿って、かき出す様に塗っていきます

背中の部分にローシェンナ、フォーン、イエローオキサイド、バーントシェンナ、などを混ぜたものを、最初は薄く何度も塗り重ねて、少しずつ濃くしていきます。

頭部にはバーントシェンナ、ローシェンナ、ローアンバーなどを混ぜたものを塗って、目の周りやクチバシ、頬の部分にカーボンブラックを塗っていきます。

風切り羽、尾羽、などにカーボンブラックを塗っていき、腹部にはウォームホワイト、ニンバスグレー、スモークドパールを混ぜたものを塗っていきます。今回は止まり木に流木を使ったので、台の制作は省略します。

 

完成品はこちらのページをご覧下さい。